こっぽんおり連続講座 #2 オンライン
構造的な差別を乗り越えよう
朝鮮学校の保健・発達支援活動から学ぶ
7月24日、オンラインで開催した講座には、各地から70人を超える参加がありました。
差別の構造を学び、現場の先生方の実践の素晴らしさに力を得る学びになりました。
参加者の感想
子どもたちにとって、そして保護者、教員にとって保健室がいかに重要であるかがよくわかりました。また、それが当たり前でないことも各種学校としての差別的な処遇に基づいているということもわかりやすく学ぶことができました。
ケア的な面に焦点化されがちな保健室実践ですが、民族教育の視点を組み入れていくことの重要性、教育的価値を大事にされていることが重要だと思いました。
歴史的・制度的に保健室設置に関する概要をふまえたうえで、教員のみなさまからの実践活動を伺うことができ非常に勉強になりました。子どもたちが頼れる場として保健室が存在すること、その運営がまだ制度的に安定していないことに憤りを感じます。カンパもですが、制度的に整備されるように社会に訴えていきたいと思います。
私の子どもは中学高校と支援学校に行きました。日本の支援学校は職業訓練校の色彩が強まり、教育の場ではなくなっています。読み書きもなど要望しましたが、まともにされませんでした。全人格的な発達をめざしておられることに、本当に感動しました。息子もこんな学校にいかせたかったです。
●保健室基金のお願い●
朝鮮学校の保健室を安定的に運営していくための基金にご協力お願いします。
ゆうちょ銀行
振替口座:00910-7-305016
加入者名:朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋
※振替用紙に「保健室」とお書きください
Comments